イズミヤには、会員制のポイントカードとして「ヒナタス」というカードがあります。このカードはプリペイドとして電子マネーサービスのlitta(リッタ)が付いていて、便利。
でもこのカード本当に必要? そんなヒナタスについて、メリット・デメリット、そしてお得で、おすすめな使い方を解説していきたいと思います。
ヒナタスのメリットは200円で2ポイント貯められる還元率の高さ
会員カードやクレジットカードで、お得かどうかの基準になるのは、還元率が1%を超えているかどうか。ヒナタスの場合は、200円につき2ポイント貯まるので、一般的に見てお得なカードです。
注意してほしいポイントは、200円につき会員カードとして1ポイント貯まり、電子マネーlitta(リッタ)での支払いで1ポイント貯まり、合わせて200円につき2ポイントとなっています。
つまり、現金払いでは還元率が0.5%になることを注意しておかなくてはなりません。
電子マネーlittaって何?
ヒナタスに搭載されている電子マネーlittaは、「エイチ・ツー・オーリテイリンググループ」という、阪急グループの子会社が運営しているサービスです。
交通系電子マネーのicoca(イコカ)に近いと思ってもらえれば良いかと思います。使えるのは、イズミヤと阪急グループになるので、限定的ですね。
ヒナタスの申し込みはレジかサービスカウンター
一番簡単な申し込み方法は、イズミヤに行って、申し込み用のカードでレジ、もしくはサービスカウンターに行くことです。個人情報の記入欄があるので、レジよりも、サービスカウンターの方が焦らないでよいでしょう。
こちらが申し込み用のカードです。レジやサービスカウンター付近に置いてあります。
申し込み手数料は200円だがキャッシュバック有
ヒナタスの申し込みに対して200円の手数料がかかりますが、200円分のキャッシュバックの金券が貰えました(1000円のお買い物で使える200円券)。実質無料いう形ですね。
僕が申し込んだときは、何もなかったのですが、別日で洗剤配っていました、貰っとけばよかった。
他の特典ポイントはあるの?
ヒナタスにはlitta(リッタ)のチャージサービスがあります。この初回チャージで200円(2017年12月31日まで)。
5の付く日に、1万円分のチャージをすれば、100円のポイント(還元率1%)となり、お得です(litta払いなら2%のポイントなので、実質還元率約3%)。
どちらも当日付与ではなく、後日付与であることだけ、気を付けておいてください。
ヒナタスのデメリットはイズミヤ・阪急以外では使えないこと
還元率1%を超えるカードということもあり、一般的に見ればお得なカードのヒナタス。でもその弱点は、電子マネーのlittaがイズミヤ、阪急以外では使えないことにあります。
僕が住んでいる滋賀県に限って言えば、イズミヤは堅田に、阪急は草津にしかありませんから、使用範囲は決して広くはありません。
そのため、ヒナタス(電子マネーlitta)はイズミヤ、もしくは阪急に訪れる時の専門カードになってしまうのです。
デメリットを踏まえた使いこなし
クレジットカード「ソレーナstacia」を使う
一つの方法は、イズミヤが発行しているクレジットカードの「ソレーナstacia(スタシア)」を使うことです。これを使うことによって、200円につき1ポイントだけでなく、毎月第二土曜日は、5%OFFになります。
VISAやJCBの加盟店であればどの店舗でも決済できますし、ポイントを貯めることができます。
ただ、一般加盟店での利用の場合は還元率が0.5%(200円で1ポイント)しかないので、ちょっと損です。
還元率の高いクレジットカードを組み合わせる
確かに電子マネーが使えないことはデメリットです。しかし、裏を返せば電子マネーを使わなければ、通常のポイントは手に入ります。
一番良い方法は、現金払い部分を他のクレジットカードで支払ってしまうことです。ここで還元率が高いカードを組み合わせることによって、より還元率を高くして利用できます。
通販サービス大手「楽天市場」の楽天カード併用
還元率の高いおすすめのカードはいくつかありますが、一番のおすすめは、楽天カードです。楽天カードマンのCMで知られている通り、知名度が高く、しかも還元率1%のカード。
つまり、200円につき1ポイントをヒナタスで貯めて、200円を別に支払う分、楽天スーパーポイントとして2ポイント貯めることが可能(合計で還元率1.5%)になります。
もっと還元率の高い「リクルートカード」
年会費無料カードでありながら、1.2%のポイントが貯まるリクルートカードはとてもお得なカードです。リクルートって何?と思われるかもしれませんが、「ゼクシィ」、「じゃらん」、「HOTPEPPER」の会社、というとわかって頂けると思います。
ヒナタスを会員カードとして使って1ポイント貯めて、さらに支払いをリクルートカードで払うともっとお得になります(還元率1.7%)。
こちらについては「リクルートカードのメリット・デメリット」として、別の記事でもっと詳しくまとめているので、ぜひご覧ください。万人受けするカードです。
イオンをよく使うならイオンカードもあり
還元率は下がってしまいますが、他のところでお得なシステム盛りだくさんのイオンカードも候補。
僕はイオンカードは滋賀県民にとって最強カードだと思っています。草津のイオンは使う人多いですからね。もちろん、他の滋賀県以外でもお得です。
イオンカードについては、改めて記事にしたいと思います。
イズミヤの会員カード「ヒナタス」のまとめ
イズミヤの会員カード「ヒナタス」のメリット、デメリット、そしてデメリットを踏まえた上での使いこなしを紹介しました。
一番良い方法は、5の付く日に1万円チャージして使う方法で、約3%の還元を受けられます。
ただ、ヒナタスはお得なカードですが、あくまでもイズミヤ、阪急で使う場合限定。「そこでしか、使わないよ!」という人はそれでもいいですが、他にもいろんなところで使ってお得にしたい人は多いはず(僕もその一人)。
ヒナタスはクレジットカードとの合わせ技でもポイントが貯められるので、うまく使いこなせば、使える店を気にすることなくお得に節約できます。
ぜひ活用して、お得に暮らすようにしてくださいね。